宅建士の免許書が届いた。
すぐさまハローワークで唯一出てた「宅建士募集」に応募しようとサイトを開いたら、その求人はなくなっていた。
そうだよなぁ。みんな同じ日に受かって同じ日に研修受けて、すぐ申請したら今頃免許も届いてタイミングかぶるよね。唯一の求人狙うよね。
その前にも不動産屋さんを何件か面接したけどダメだったし、在宅でできる不動産系の仕事ないかも見てみてるけど、結局なんにもひっかからない。引き続きパン工場のパートを続けるしかないな。と思っていたところ、単発バイトの求人で「宅建士募集」の文字が!なんで単発で宅建士?と思ったけど、ひとまず不動産業界の仕事見たかったし、応募してみることに。そして無事マッチングできて行ってみた。
就業地のマンションの一室に行ったら、なんか真面目そうな大学生みたいな男の子と、その子より少し年上の片耳にピアスした兄さんが、部屋に招き入れてくれた。あやしさ満点。汚いし、なんかアジトのような部屋。
物件の概要書を作ってくださいと言われ、例に倣って作成していく。
なんだか怪しい部屋だけど、登記や公図は実物見るの初めてだったし、宅建試験で出てきたなぁの単語にも触れて、怪しさよりも好奇心が勝って、楽しく一日を時間が過ぎていく。
そして帰り際に、「うち今、このマンションの賃貸業がメインなんですけど、この先宅建業取りたいんで、宅建士募集してるのですが興味ありませんか?」と!
「興味はありますが、夫の転勤があり、1年後にきっと引っ越しちゃいますけど…」
「上に聞いてみます。が、もし短い間の勤務でもオッケーなら面接してください。」
「ぜひぜひ」と気楽にお返事し
帰路に就く。
いや~怪しいだけの部屋だったけど、若者はいい子そうだったし、仕事も初めてのことが多くて新鮮だったし、なんだかんだ楽しかったな。
と、思っていたら、数日後連絡が来て、上司が面接したいと言っている、一日勤務しながら面接受けてくれませんか?と言われ、快諾。
面接後、採用。翌月から正社員として働くことになる。なんとも急展開だ。
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